【レビュー】UNISON SQUARE GARDEN 7th Album『MODE MOOD MODE』がバランスのとれた傑作!

2018年1月24日発売、UNISON SQUARE GARDENの7th Album『MODE MOOD MODE』が素晴らしい。
UNISON SQUARE GARDENというバンドの魅力が溢れたアルバムだ。

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UNISON SQUARE GARDENの7th Album『MODE MOOD MODE』

MODE MOOD MODE (通常盤)

  1. OwnCivilization (nano-mile met)
  2. Dizzy Trickster
  3. オーケストラを観にいこう
  4. fake town baby
  5. 静謐甘美秋暮抒情
  6. Silent Libre Mirage
  7. MIDNIGHT JUNGLE
  8. フィクションフリーククライシス
  9. Invisible Sensation
  10. 夢が覚めたら(at that river)
  11. 10% roll, 10% romance
  12. 君の瞳に恋してない

テレビアニメ『ボールルームへようこそ』の第1クールオープニングテーマ『10% roll, 10% romance』、第2クールオープニングテーマ『Invisible Sensation』、テレビアニメ『血界戦線 & BEYOND』オープニングテーマ『fake town baby』、ドラマ『男水!』主題歌『Silent Libre Mirage』を含む全12曲入りのフルアルバム。

『10% roll, 10% romance』『Invisible Sensation』のようなポップロックな曲から『fake town baby』のようなロックな曲やUNISON SQUARE GARDENの曲としてこれまでイメージになかったような曲まで実に幅広くバラティに富んだ宝石箱のようなアルバムになっている。
アニソンからロック、ポップソングまで様々な曲を奏でることができる器用さや表現力の高さを存分に味わうことができるのではないだろうか。

アルバム前半は『OwnCivilization (nano-mile met)』『Dizzy Trickster』『fake town baby』のロックなナンバーが並ぶ。

UNISON SQUARE GARDEN『fake town baby』

1曲目『OwnCivilization (nano-mile met)』はかなり挑戦的なナンバーなのではないだろうか。UNISON SQUARE GARDENをアニソンバンド、あるいはポップロックが好きな層にとっては面をくらう曲だろう。
4曲目のアニメ『血界戦線 & BEYOND』オープニングテーマ『fake town baby』のカッコ良さはさすがの一言。このアルバムで一番かっこいい曲だと思う。

3曲目『オーケストラを観にいこう』はバンドサウンドに加えてストリングスも加えたポップなナンバー。1〜4曲目のロックナンバーの並びの中でよりポップさが際立って聞こえる。

バラードナンバー『静謐甘美秋暮抒情』を挟んで中盤からもロックナンバーが続く。
ちなみに『静謐甘美秋暮抒情』の読み方は『せいひつかんびあきぐれじょじょう』らしい。パッと見ただけでは読めない(笑)

UNISON SQUARE GARDEN『Silent Libre Mirage』

そして、後半はアニメ『ボールルームへようこそ』のオープニングテーマ『Invisible Sensation』『10% roll, 10% romance』を含む、UNISON SQUARE GARDENお得意のポップロックナンバーが続く。

UNISON SQUARE GARDEN『Invisible Sensation』

UNISON SQUARE GARDEN『10% roll, 10% romance』

UNISON SQUARE GARDEN『君の瞳に恋してない』

ラストを飾る『君の瞳に恋してない』なんて、これぞUNISON SQUARE GARDENのポップロックソングという感じ。
アルバム前半はUNISON SQUARE GARDENのイメージにないような曲が並び、中盤から後半にかけて徐々にUNISON SQUARE GARDENのイメージにマッチした曲が選曲されているような流れだった。

アルバム全体としては超圧倒的なキラーチューンは存在しないのだけど、アルバムとしての完成度や1曲1曲の質がとても高く、ロックからポップまで実にバランスのいいアルバムだと感じた。
120点の曲はないのだけど、80〜90点台の曲が並んでいるようなアルバムだろうか。

同じレーベル(トイズファクトリー)で言えば若手のMr.Childrenみたいな存在になりつつあるのではないだろうか。
ポップソング〜ロックナンバーまでこなせて、なおかつ、曲を提供する場合は提供先の作品に合わせて自分たちの良さを出しつつ作品に寄り添うことができるのがすごいと思う。

最初聞いただけでは割と同じテイストの曲が並んでいる印象を受けるかもしれないが数回聞けばそれぞれの曲の味や聞きどころが分かってきて実に味わい深いアルバムということに気がつけるだろう。

ぜひ、じっくりと聞きこんでほしいと思う。