「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」のツアーファナル公演となる埼玉県 さいたまスーパーアリーナ 2Daysの2日目に行ってきました。
バンプの22歳を祝い、23周年目の船出を祝う、祝祭感と多幸感に溢れたライブでした。(祝祭感、多幸感とかロッキンのタイトルで使われそうな文言ですねw)
「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER FINAL」 2018年2月11日埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
セットリスト
- GO
- 天体観測
- ray
- 宇宙飛行士への手紙
- Ever lasting lie
- 記念撮影
- pinkie
- 花の名
- 涙のふるさと
- You were here
- アンサー
- 分別奮闘記
- 宝石になった日
- 虹を待つ人
- fire sign
- リボン
- ガラスのブルース(EN.1)
- 流星群(EN.2)
- 藤原基央弾き語りの新曲(EN.3)
BUMP OF CHICKENのバンド結成記念日である2月11日に行われた「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」のツアーファイナル公演。
ツアーファイナルということで特別なセットリストになるかもと思ったけど、今回のツアーの定型となっているセットリストでの演奏でした。
2公演やっている会場のほとんどがそうだったように、昨日のさいたまスーパーアリーナ初日と合わせて1つのセットリストとなるようなラインナップでした。
昨年の千葉県幕張メッセ公演に2日間参戦したため、さいたまスーパーアリーナの定型セットリストで初めて聞いたのはアンコールの「流星群」だけ。
これに関しては予想通りだし、2公演のうちどちらか一方でしか演奏していない『宇宙飛行士への手紙』『虹を待つ人』が聞けたので満足。
レアな曲としてはツアーファイナルということで、最後に藤原基央弾き語りによる完全新曲(メンバーにも聞かせていない新曲)のお披露目が唐突にありました。
バンド結成記念日にライブをするので『BUMP OF CHICKENのテーマ』を演奏してライブを締めくくると思ったのですが、これは予想外の展開でビックリ。
ちなみに、披露された新曲はスローテンポの曲で歌詞が非常に魅力的でした。
エレキギターの弾き語りでしたが、今後、アレンジが加わって歌詞もブラッシュアップされたらきっと名曲になるだろうと思います。それだけ歌詞が魅力的でした。
曲調からおそらくはシングルではなくアルバム曲として収録されそうな感じ。アルバムリリース、近いかもしれませんよ。
祝祭感と多幸感に溢れたライブ
祝祭感、多幸感という、絶対にロッキンオンのブログとか本誌のライブレポとか、ナタリーのライブレポとかで使われてそうな言葉を先に使ってやりました。やったぜ。
まぁ、そんなことはさておき、「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」に3回目の参加となったが、ツアー初日の千葉の2公演に比べてやはりバンド結成記念日のライブだったからか、22周年という節目を祝う場面が多くみられました。
そして、22年間のバンド活動を経て、今のバンプだからこそ作り出すことのできるライブでメンバーも、さいたまスーパーアリーナに駆けつけたバンプファンも大きな幸せを感じることができた3時間だったと思います。
今回のライブで印象的だったのがメンバーがバンド結成記念日を意識したMCをしていたこと。
藤くん曰く、最初は全然意識せずに、いつも通りのライブをしようとしていたそうですが、演奏が始まるとバンド結成記念22周年を意識して、バンドを組んで良かったと感じたそうです。
また、ツアー初日からわかっていたことですが、今回の「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」ではデビュー作「FLAME VEIN」から最新曲『記念撮影』まで幅広い年代の曲が演奏されてきました。
普段から聞いているとあたかも普通のことに感じてしまいますが、1999年にリリースされた「FLAME VEIN」収録曲の『ガラスのブルース』と2017年にリリースされた最新曲『記念撮影』が同じライブでしかも見劣りせずに演奏されているという事実に改めて驚きました。
MCでは、過去の曲を演奏しても最近の曲を演奏しても同じように盛り上がってリアクションを返してくれるのが嬉しいとも語っていました。
10年ぶりのさいたまスーパーアリーナ公演
バンプのツアーには毎回どこかの会場に参加はしていて、確かに久しぶりのさいたまスーパーアリーナ公演だと思っていましたが、10年ぶりだったそうです。
前回はツアー「ホームシップ衛星」の2008年5月17日、5月18日の2Daysでした。
実は僕はこの2Daysに両日とも参加をしています。バンプがさいたまスーパーアリーナ公演が10年ぶりというMCをするたびに当時の思い出が蘇ってきました。
当時は6月にカップリング曲集『present from you』のリリースが決まった中で行われていたライブでした。
今となってはベストアルバムもリリースしたバンプですが、2008年当時はベストアルバムは絶対に出さないと言っている中でのカップリング集のリリースにバンプファンは衝撃を受けていました。
ベストアルバムは出さないんじゃないの?と困惑するファンが多かったんですね。
ファンが不安に思う中、『present from you』に収録された新曲『プレゼント』のライブ初披露がツアー「ホームシップ衛星」のさいたまスーパーアリーナ公演でした。
なんだ、バンプはさいたまスーパーアリーナでライブをすると新曲を発表する決まりでもあるのか?(笑)
ちなみに、僕はこのライブで『プレゼント』を聞いた時に、バンプのやりたいことや信念は変わっていない、このバンドに一生ついていこうと強く思うことができました。
10年前にも同じ場所で聞いた『天体観測』や『ガラスのブルース』を聞くことができたり、藤くん曰く、10年前のバンプでは絶対にリリースしないであろう曲(『虹を待つ人』のような観客と一体となって歌う曲)を今回のライブで聞いたり、BUMP OF CHICKENというバンドの歴史を感じると同時に、時空を超越して脈々と曲が語りつがれるとても稀有なバンドだということを再認識しました。
ライブ終わった直後なのでうまく感想まとめられていませんが、とにかく、とても幸せな時間を過ごすことができました。
バンプの今後の活動は楽曲制作が中心になると思います。近く、新曲のリリースがありそうな気配がしたので続報を待ちましょう。