邦楽ロック案内人のアキラ(@akirarockj)です。
最近のお気に入り、Hump Backの『星丘公園』が素晴らしい。
00年代の邦楽ロックの匂いを感じながら10年代のパワー溢れる曲で最高としか言いえない1曲です。
期待値MAXのガールズバンドが出てきましたね。
今回はHump Backの『星丘公園』をご紹介します。
Hump Back
ベース:ぴか
ドラム:美咲
バンド名・Hump Backは「ハンプバック」と読みます。
女性3人のスリーピースバンドです。
バンプの動画を見ようとしてYouTube検索に「bump」って入れようとしたら、間違えて「hump」って入れて出てきた検索結果からこのバンド知ったわけではありません。
たまたま流れてきた『星丘公園』という曲を聞いてすぐに気になったのが最初にきっかけでした。
最初曲を聴いた時、演奏技術が高く、力強いバンドアンサンブルで4人組バンドだと思って動画を見たらスリーピースでびっくりしました。
ここまで衝撃的なスリーピースガールズバンドはチャットモンチー以来じゃないかな。
ぜひ、多くの人に聞いて、これからスターダムを駆け上がって欲しいバンドです。
Hump Back『星丘公園』 Music Video
特に変わったことをしていなくて、とてもオーソドックスな邦楽ロックな曲だなと思うのですが、この感想を持たせることがとてもすごいと思います。
このオーソドックスで真っ直ぐな邦楽ロックの曲を演奏して、素晴らしいと思わせることが出来るバンドが今何組あるでしょうか?
四つ打ちダンスビート全盛の2010年代前半から2010年代後半は2000年代の真っ直ぐなロックを演奏するバンドがちょっとずつではじめてきている思います。
きっとこのジャンルの曲を演奏するバンドって「バンプっぽい」とか「アジカンっぽい」という感想を持たせてしまうと思うんですよね。
例として出しちゃうのが申し訳ないのだけど、例えばHalo at 四畳半とかバンプの影響受けまくりでしょって思っちゃう。
>>>バンプ好きは必聴!Halo at 四畳半『リバース・デイ』が素晴らしい
Hump Backは違います。
『星丘公園』を聞いた時にはボーカル・林の伸びやかな歌声と冒頭の印象的な歌詞で耳が曲を欲してくるんですよ。
そこからベース、ドラムが乗ってオーソドックスなエイトビートで演奏が始まりますが、彼女たちの好きなバンドの背景が特に見えないんですよね。
演奏、歌詞を含め自分たちのロックンロールを突き詰めているバンドなんだろうなって思いました。
サビとか曲の後半の盛り上がりとか最高にエモーショナル、いわゆるエモい曲。いや、ほんと最近こんなにエモい曲聞いたかなってレベルでエモい。
他に最近聞いてエモいと思ったバンドはハルカミライくらいですね。
>>>邦楽ロックのど真ん中、ハルカミライを聞こう。久々に胸がアツくなるバンドだった
普段はあまり女性ボーカルのバンドを聞いていないというのもあるけど、ガールズバンドでここまでエモいバンドは出会ったことがありません。
久々に心を鷲掴みにされる曲に出会いました。
すごいなぁ。これハマる。
2018年は彼女たちの年になるのではないかと思うくらいパワーのあるバンドだと思います。
今回紹介した『星丘公園』は2017年11月22日発売の2nd mini album「hanamuke」に収録されているので、絶対にチェックしてください。
Hump Back 2nd mini album「hanamuke」
- 星丘公園
- 高速道路にて
- サーカス
- うたいたいこと
- ボーイズ・ドント・クライ
- 卒業
- ゆれる
全7曲入りのミニアルバム。
他の曲がどのような感じか分からないけど、期待値は非常に高いです。視聴して他の曲も良ければ買います。