HIPHOPは専門外のアキラ(@akiratte_poke)です。
普段はHIPHOPを全く聞かないのですが、最近Creepy Nutsの「助演男優賞」にハマっています。Creepy Nuts、カッコいいじゃないか。
HIPHOPブームが再びきそうな予感がする期待のアーティストです。
Creepy Nuts
MCバトル日本一のラッパー「R-指定(右)」とターンテーブリストであり、トラックメイカーとして活躍する「DJ 松永(左)」による1MC1DJユニット。
R-指定は日本最高峰のMCバトルULTIMATE MC BATTLE(以下UMB)大阪大会にて5連覇を成し遂げ、2012年、2013年、2014年の全国大会UMB GRAND CHAMPIONSHIPで優勝し全国3連覇を成し遂げた実力者。最近では、HIPHOPブーム再燃の火付け役と言われる深夜の人気番組「フリースタイルダンジョン」でもモンスターラッパーとして活躍しています。
DJ 松永は「TOC」の専属DJとして活動中。過去にターンテーブリストとして、DMC JAPAN FINALへの出場も経験。プロデュースワークでは、サイプレス上野とロベルト吉野、KEN THE 390、鬼、晋平太などにトラック提供も行っています。
この二人のユニットがCreepy Nuts。2017年にはソニー・ミュージックエンタテイメントよりメジャーデビューも決まっています。
私がCreepy Nutsを知ったのは先日レビューを書いたアジカンのトリビュートアルバム「AKG TRIBUTE」です。
Creepy Nutsはラッパーなのにアジカンの「リライト」を超絶大胆アレンジ、むしろ全然違う曲に仕上げて私の度肝を抜いてくれました。詳しくは「AKG TRIBUTE」のレビュー記事をどうぞ。
人気&注目の若手バンドが参加した「AKG TRIBUTE」を聞いた!結構当たり外れがあるな
https://akirarok.com/entry/akg-tribute-review/
「リライト」をめちゃくちゃカッコよくラップアレンジしていたんですよ。最初聞いたときは何だよこれって思ったのですが、歌詞をじっくり聞いてみるとすごくいいことを歌っていてすっかりハマってしまいました。
それに、もともと深夜番組「フリースタイルダンジョン」を見ていて、R-指定がすごいラッパーだと素人ながらに思っていました。素人目線ですごいと思うのだから相当な実力者ってことですよね。
これがきっかけでCreepy Nutsのオリジナル曲も聞いてみたくなり、YouTubeを漁ったところ、2017年2月に発売になった「助演男優賞」が良かったです。他の曲も良かったのですが、普段HIPHOPを聞かない人には「助演男優賞」が一番聞きやすいのではないでしょうか。
助演男優賞
とりあえずサビがわかりやすくていいのと、MVの内容、歌詞の内容も素晴らしい作品だと思います。
MVではジャ○ーズ、ピコ○郎、ニコニ○動画とかを暗にDISしているのが面白い。歌詞も随所に小ネタが散らばっていて面白い。
主役の小粋な計らいで
「見せ場はこんぐれぇ君の分 」と頂いたパスなら決めたいぜ
しかも決勝点 3ポイント
田岡が見逃した不安要素
ここはスラムダンクのネタですね。田岡監督の見逃した不安要素、スラムダンクの名脇役メガネくんこと小暮選手ですね。
シックスマン上等
助演男優賞
芸達者な名脇役 現場に急行
シックスマンはバスケの6人目の選手=控え選手のこと。黒子のバスケで有名になりましたね、幻のシックスマン。
ロックフェスでのCreepy nuts
時として主役を喰っちまうそんな 音楽
響かしてこうや兄弟
今年の夏フェスで本当にやりそう。
歌詞も面白く、的確に自身のことを歌い上げているのが好印象でした。
2000年代のHIPHOPブーム再燃なるか
「助演男優賞」のMVをみて真っ先に思い浮かんだのが、2000年代前半頃のHIPHOPブームでした。当時はフリースタイルダンジョンのオーガナイザー・ZeebraやKICK THE CAN CREW、RIP SLYME、ちょっと違うけどDragon Ashとかがドカーンと売れてヒットチャートを賑わせていました。普段HIPHOPを聞かない私も聞いてました。
俺は東京生まれHIP HOP育ち 悪そうな奴は大体友達
-Dragon Ash 「Grateful Days feat.aco,zeebra」
この超絶有名なリリックが生まれたのが1999年。大ヒットを記録したKICK THE CAN CREW「クリスマス・イブRap」が2001年、RIP SLYME「楽園ベイベー」が2002年とHIPHOPが大衆音楽に根付いていきました。
その後、2000年代後半〜2010年代にかけてはジャニーズ、AKB系などのアイドルブームでヒットチャートからHIPHOPが消えていってしまったと思っていたのですが、Creepy Nutsは久々に売れそうな予感がしました。売れ線とか商業主義とかDISされそうですけど、やっぱり売れるアーティストがいないと、そのジャンル自体が衰退していってしまうと思いますからね。
まとめ
アジカンの「リライト」を大胆アレンジしたCreepy Nutsのオリジナル曲「助演男優賞」でした。00年代のHIPHOPブーム再燃を予感させてくれます。
フリースタイルダンジョンとともに、Creepy Nutsの活躍に期待したいと思います。
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