2017年12月13日にNew Album「地方都市のメメント・モリ」をリリースするamazarashiがアルバム収録曲でダイドーブレンドのCM曲としても起用されてる『フィロソフィー』のMVを公開した。
また新しいテイストのamazarashiで魅力マシマシ。アルバム早く聞きたい。
amazarashi『フィロソフィー』 Music Video
ダイドーブレンドのCM曲としてサビの一部は流れていて、先行でデジタル配信もされている『フィロソフィー』。
今年リリースされたシングル『空に歌えば』や『ヒーロー』と同じような疾走感のあるロックナンバーに仕上がっている。amazarashiの曲で疾走感のあるロックナンバーが続いたことが記憶にないので違和感ではないが、これまでのamazarashiとは違うアプローチで曲作りをしているのかと感じた。
『フィロソフィー』もキーボードの豊川が歌う部分があったり、コーラスしている部分があったりして、やっぱりこれまでのアプローチとは違う方法で作られているなって感じる。
かといって、amazarashi、あるいは秋田ひろむが変わってしまったとは言う気は全くない。むしろ相変わらず歌いたいことをストレートに歌っていると思う。
私はamazarashiの曲を聴くとき、正直メロディーとか曲の構成とかは優先順位が低い。amazarashiに求めるのは歌詞だ。
切れ味鋭い、まるで小説を読んだ後の読後感にも似た感覚を覚える歌詞だ。
『フィロソフィー』の歌詞も相変わらずキレキレだった。
随所に自分では思いつかないような言葉の言い回しや秋田の歌詞に対する情熱を感じることができる。
YouTubeのページで歌詞を読むことができるので、ぜひ歌詞を見ながら曲を聞いて欲しい。
『フィロソフィー』は個人的にはamazarashi的応援歌に聞こえた。
最後のサビの歌詞にグッときた。こういう耳に残る、頭に刺さる歌詞をかけるアーティストってやっぱりなかなかいないよね。
今のamazarashiのモードだとアルバム「地方都市のメメント・モリ」はamazarashi史上最もロックで切れ味鋭い歌詞が並ぶものになりそうな予感がする。
いや〜、早く聞きたい。
amazarashi「地方都市のメメント・モリ」
2017年12月13日にリリース予定の「地方都市のメメント・モリ」は全12曲入りのフルアルバムだ。
初回生産限定盤A、B、通常盤の3タイプでリリースされる。
初回生産限定盤Aは「amazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」at Nakano Sunplaza 10.19」をフル収録したライブDVDと詩集、初回生産限定盤Bは弾き語り音源を収録したCDとMusic Videoを収録したDVD、通常盤はCDとなっている。
どのタイプを買うか悩みどころだ。個人的にはやっぱり音源を持ち歩きたいので弾き語り音源がついてくる初回生産限定盤Bを買おうと思っている。
「地方都市のメメント・モリ」 CD収録曲(全タイプ共通)
- ワードプロセッサー
- 空洞空洞
- フィロソフィー
- 水槽
- 空に歌えば
- ハルキオンザロード
- 悲しみ一つも残さないで
- バケモノ
- リタ
- たられば
- 命にふさわしい
- ぼくら対せかい
限定盤、通常盤全てに共通するCD。『命にふさわしい』『空に歌えば』はシングル曲、『たられば』は『空に歌えば』のカップリング曲だ。
初回生産限定盤A
ライブDVD
- ポエジー
- ヒーロー
- ヨクト
- 隅田川
- ワンルーム叙事詩
- 奇跡
- メーデーメーデー
- ピアノ泥棒
- つじつま合わせに生まれた僕等
- 少年少女
- 後期衝動
- フィロソフィー
- 空に歌えば
- ひろ
- しらふ
- 美しき思い出
- MC
- たられば
- 命にふさわし
- スターライト
ライブDVDには2017年10月19日に行われたamazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」のツアーファイナル、中野サンプラザ公演の模様が収録される。
収録曲を見るとライブDVDも捨てがたい・・・
初回生産限定盤B
弾き語りCD
- 夏を待っていました
- ヒーロー
- 穴を掘っている
- ジュブナイル
- 隅田川
Music Video DVD
- 命にふさわしい
- ヒーロー
- 空に歌えば
- Making of amazarashi「フィロソフィー」
弾き語りCDの収録曲がたまらないですね。アコギで歌われたらどれも曲の印象が変わりそうな、そして間違いなくいい曲になるであろう選曲。
楽しみだ。