【レビュー】米津玄師 4th アルバム「BOOTLEG」は様々な曲が散りばめられたバラエティー豊かな1枚

2017年11月1日にリリースされた米津玄師の4thアルバム「BOOTLEG」を聞いた。
最近ようやく聞き始めた米津玄師ビギナーなのだが、初めて聞く人にはとても聞きやすいバラエティー豊かなアルバムという印象だった。

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米津玄師 4thアルバム「BOOTLEG」

  1. 飛燕
  2. LOSER
  3. ピースサイン
  4. 砂の惑星 [ + 初音ミク ]
  5. orion
  6. かいじゅうのマーチ
  7. Moonlight
  8. 春雷
  9. fogbound [ + 池田エライザ]
  10. ナンバーナイン
  11. 爱丽丝
  12. Nighthawks
  13. 打上花火
  14. 灰色と青 [ + 菅田将暉]

全14曲入りのフルアルバム。インストや短い曲はなく、全て歌が入っていて収録時間約60分という大ボリュームのアルバム。
シングル曲の他に、ハチ名義で動画を公開した『砂の惑星 [ + 初音ミク ]』、DAOKOに楽曲提供をして話題になった『打上花火』などセルフカヴァーした曲、池田エライザ、菅田将暉とコラボした曲など聞きどころが満載だった。

アルバムタイトルの「BOOTLEG(ブートレグ)」は海外で「海賊版」を意味する言葉だそうだ。
今回のアルバムでは自身が程曲した曲のセルフカバーやアニメなどで使用された曲やオマージュを含む曲に対する皮肉としつけたアルバムタイトルだそうだ。

それでは簡単にだが各曲の感想をまとめておく。

1.飛燕

飛燕
米津玄師
2017/11/01 ¥250

アルバムの1曲目を飾るアップテンポなナンバー。
「風の谷のナウシカ」をイメージした曲とのこと。澄み渡る青空に鳥が飛んでいるようなイメージが浮かぶ。

2.LOSER

MVでダンスを披露したことで話題になった曲。
ポップ感を維持しながらもどこか米津玄師の王道から外した感じの曲。

3.ピースサイン

アニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期第1クールのオープニングテーマとして使用された曲。
とても聞きやすく、わかりやすいメロディーの王道なポップソング。

バトル漫画のオープニングということで、疾走感があって邦楽ロック好きにはたまらない曲だと思う。

4.砂の惑星 [ + 初音ミク ]

MVはハチ名義でリリースした初音ミクバージョン。
アルバムでは米津玄師が歌っている。

砂の惑星 ( + 初音ミク )
米津玄師
2017/11/01 ¥250

個人的には初音ミクの楽曲をほとんど聞かなかった世代なので、今でもちょっと苦手感がある。
そのため、米津玄師が歌う『砂の惑星』の方が好みだった。

5.orion

アニメ「3月のライオン」第1期第2クールのエンディングテーマ。
収録されているシングルの中では一番好きな曲。

サビのメロディーが最高。『orion』というタイトルの通り、冬の夜空を見上げたような気になる曲。

アニメ「3月のライオン」でバンプの曲が使われていたっていうこともあるのかもしれないが、『orion』なんとなくバンプが作ってそうな曲だと思った。バンプ好きな人はきっとこのアルバムでも1,2位を争うくらいに『orion』が好きなんじゃないかな。

6.かいじゅうのマーチ

かいじゅうのマーチ
米津玄師
2017/11/01 ¥250

NHKの「みんなのうた」とかで使われていそうな曲。
歌詞の一部に森山良子の楽曲「今日の日はさようなら」の一説がオマージュとして引用されているそうだ。

7.Moonlight

Moonlight
米津玄師
2017/11/01 ¥250

アルバム中盤の中休めとなるバラード。
加工した声を入れたりして歌声の変化も面白い曲。

「BOOTLEG」というアルバムタイトルを最も体現したような曲。歌詞にも注目したい。

8.春雷

春雷
米津玄師
2017/11/01 ¥250

Aメロ、Bメロはラップっぽい感じで細かにワードとリズムを刻みながら小気味好く聞かせてサビは王道なポップソング。

9.fogbound [ + 池田エライザ]

fogbound ( + 池田エライザ )
米津玄師
2017/11/01 ¥250

モデルの池田エライザとコラボした曲。女性とハモっている部分があるが、あまりコラボ感を感じなかった。

10.ナンバーナイン

ナンバーナイン
米津玄師
2016/09/28 ¥250

ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の公式テーマソング。
テーマソングだけあって明るくとても聞きやすいポップソング。

こういうポップソングが最も”米津玄師らしい曲”と個人的には感じる。

11.爱丽丝

爱丽丝
米津玄師
2017/11/01 ¥250

「ナンバーナイン」のポップ感から一転して「LOSER」のような曲。
曲のタイトル「爱丽丝」の読みは「アリス」と読むそうだ。

中国語表記されているように、中国映画とかで使われてそうなメロディーの曲。

12.Nighthawks

Nighthawks
米津玄師
2017/11/01 ¥250

アルバムの中で1番いい曲だと思った。
収録曲の中で最もロックバンドっぽい曲でやっぱりバンドサウンドっぽい曲が好きなんだなって改めて自分の趣味を再認識した。

あと、歌詞も良かったです。

13.打上花火

アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌として起用された曲。
もともとはDAOKOに楽曲提供という形だったが、曲ではDAOKOと米津玄師がハモったりしてコラボ曲のような感じだった。

アルバムに収録されている 『打上花火』は米津玄師一人で歌っている。
個人的にはDAOKOと米津玄師がハモった方が打上花火の儚さや切なさが感じられて好みだった。

14.灰色と青 [ + 菅田将暉]

アルバムを締める菅田将暉とコラボした切ないバラード曲。
米津玄師と菅田将暉の歌声をじっくりと味わえるし、歌詞も良かった。

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まとめ

全14曲ということでかなりのボリュームのアルバムで聞き応えがすごかった。
そして、それぞれの曲に特徴があって米津玄師がジャンルにとらわれず、ポップ、ラッブ、ロックと様々な曲を作り、歌い上げることにただただ凄さを感じた。

個人的には1曲目『飛燕』、5曲目『orion』、12曲目『Nighthawks』、14曲目『灰色と青 [ + 菅田将暉]』が特に素晴らしいと思った。

バラエティーに富んだ素晴らしいアルバムで、米津玄師の凄さを感じることができるアルバムだ。