邦楽ロック案内人・アキラ(@akirarockj)です。
アニメ声の女性声優さん、特にちょっと声が高いアニメ声女性ボーカルの歌うアニソンは好きですか?
そうですね、「けいおん!」の平沢唯のような歌声を想像してもらえばいいでしょうか。あ、ちょっと古いですか(汗)
僕の友人も当てはまるのですが、高いアニメ声の歌声って苦手な人が多いと思いませんか?
でも、その反面、この独特の声が気にいると聞かずにはいられなくなるほどの中毒性を持ち合わせているんですよね。
僕もよく、あの声苦手なんだよ、だけどなんか耳から離れなくてさ、聞いていたらいつの間にかハマっちゃって・・・というパターンで好きになった曲がたくさんあります。
今回紹介するバンド、ネクライトーキーがまさにそれ。ボーカル・もっさのアニメ声を彷彿とさせる歌声が魅力のバンドです。
何も知らずに聞くとアニソンのように聞こえると思いますが、バンドです(笑)
アニソン好きな人、邦楽ロックの音楽の幅を広げたい人はぜひ聞いてみてください。
ネクライトーキー『オシャレ大作戦』 Music Video
軽妙なリズムとピコピコするキーボードが印象的なイントロでまずは「おっ!」となります。
裏打ちのドラムが独特のノリを与えていますね。2010年代の邦楽ロックらしい曲だと思います。
そして、バンドの核といえるのがボーカル・もっさの歌声。
歌声を聞いてどうですか?
- うわ、これは生理的に無理!!
- や、ヤベェ、なんだこのクセになる歌声は!!
のいずれかだと思います。
ほんとこの歌声は好き嫌いがハッキリと別れるんじゃないですかね。
クセがスゴい〜!
ただ、今はアニメ人気もすごいので割とすんなり受け入れることができる歌声だと思いますけど、どうですか。
僕はこの歌声を初めて聞いた時からハマってしまって、1日1回は聞くようになってしまいました。
中毒性がスゴい〜。
あと、ちょっとひねくれて、素直じゃない歌詞も好きです。
作曲はギターの朝日廉が担当していますが、彼は別名義”石風呂”でボカロPとして活動もしていました。
石風呂『タイトにいくぜ、女の子』 Music Video
音作りとか構成とかそのまんまですね。
ボカロP出身の方が書く曲って必ずどこかで定石から外すことをやっている気がするのですが、朝日廉(石風呂)も曲のリズム感が独特ですよね。耳に残ります。
ネクライトーキー『オシャレ大作戦』を最初に聞いた時に邦楽ロックの王道バンドとは少し違う何かを感じると思うのですが、それはきっと作曲者がボカロP出身で独自のリズム感を持っているがゆえでしょう。
アニメ声×ボカロP×バンド
というありそうでなかった新機軸のバンドだと思います。
今後の活躍に期待しましょう!
ネットの反応
- もんのすごい中毒性
- 聴くために毎回YouTube開いてる…中毒性やばたにえん
- マジで何をしててもメロディーが頭から離れん
- サビが爆発的に良いな
- こんな尖った個性が成立する曲初めて
- 初見でわかる。LIVEで絶対盛り上がる曲や!!
- キーボードの音の使い方めちゃ好き
- このままの勢いでメジャーデビューしちゃえ!
- 声好きやわ。バンドでこーいう声の人あんまり居ないから、斬新でいい
- 初見時「うお、ボーカルめっちゃアニメ声じゃねえか…うーんあんま好きじゃないかな」なんとなくサビが頭に残ってもう一度見に来た俺「あ、やっぱ良いな…」
ネクライトーキー
引用:https://necrytalkie-official.jimdo.com/profile-1/
ギター:朝日廉(ボカロPの名義は”石風呂”)
ベース:藤田彩
ドラム:カズマ・タケイ
ネクライトーキーは男女2人ずつの4人組バンドです。バンドの略称は”ネクライ“または”トーキー“です。
MVに出てきたキーボードのむーさん(ナカムラ アヤカ)はサポートメンバーだそうです。めっちゃMV出てるのに(笑)
空中スコッピー「monologue」 Music Video
ボーカルのもっさは”空中スコッピー”というスリーピースのガールズバンドでもギター&ボーカル、そして作詞作曲もやっています。
ネクライトーキーとぜんぜん違う曲だし、歌声も普通ですね。
バンドは現在冬眠中とのこと。今後の活動があるのかは不明な状態です。
コンテンポラリーな生活「ハスキーガール」 Music Video
朝日廉はボカロPの活動のほかに”コンテンポラリーな生活”という別バンドでギター&ボーカルを務めています。ベースは藤田彩、カズマ・タケイはドラムのサポートメンバーで参加しています。
KANA-BOONと対バンしていたことでも有名なバンドですね。
“コンテンポラリーな生活”も2016年のアルバムリリースを最後に表立った活動がありませんでした。
ネクライトーキーはアニソンバンドになれ
“空中スコッピー”は王道のガールズバンド、”コンテンポラリーな生活”はボカロP出身バンドとしてある程度の成功を収める中で新たに結成されたのがネクライトーキー。
ネクライトーキーというバンドの路線の1つは絶対にアニソンだと思う。
最初に『オシャレ大作戦』を聞いた時の感想は「これ、アニソンじゃん」だった。
僕の中で、完全にTVアニメ『干物妹!うまるちゃんR』のエンディング『うまるん体操』のサビと被っていた。
TVアニメ『干物妹!うまるちゃんR』エンディング『うまるん体操』
似てない?
ネクライトーキーはアニソン歌えば人気がでそうな気がします。
今後、アニメを見ていてネクライトーキーが出てきたら、売れたなって思うようにしたいと思います。
頑張れ、ネクライトーキー!
これからも応援します。