今年も夏フェスの時期が近づいて来た。毎年夏フェスの時期になると今年はどんなバンドやアーティストが出演するのか気になってくる。そして行くか行かないか分からないが、このフェスではどのアーティストを見たいか妄想するのである。これ、フェスあるある。めちゃくちゃ楽しい。タイムテーブル眺めてるだけでニヤニヤしてくる。
今年も徐々にラインナップが明らかになって来た。そこで、個人的に2017年の夏フェスで見るべき、注目すべきおすすめバンドやアーティストを予習がてら聞いておいた方がいいであろう代表曲&おすすめ曲(私の好きな曲)と共にピックアップしておく。
WANIMA
今年、各地の夏フェスの目玉バンドは間違いなくWANIMAだろう。ニューシングル「Gotta Go!!」が週間で4.5万枚売れて堂々のオリコン3位。ポップロックバンド、メロコアバンドがこれだけ売れるのってマジでELLEGARDEN以来じゃないだろうか。WANIMAすげーよ。
ということで、昨年も人気だったとは思うがCM出演やCM曲提供などで、今年は昨年の比ではないくらいの集客力を見せると思われる。特にロックフェスに行く人ならすでにWANIMAを知っていてライブを見てみたいと思う人は大勢いると思う。私もその一人だ。
加えて、フェスに行く人ってやっぱり日常の鬱憤を晴らしたいとか、ストレス発散したいとかっていう気持ちを持っている人が多い思う。WANIMAの音楽は元気をもらえるし、ノリもいいからハッスルもできるのでそういう人にはぴったりの音楽だと思う。フェス向きバンドだよ、ほんと。WANIMA見たいよ。超見たいよ。
行くフェスにWANIMAの名前があったら絶対に見ておいて欲しいと思う。
WANIMA 「CHARM」
オリコン3位にランクインしたシングル「Gotta Go!!」の1曲目。最新曲なのでライブで演奏する確率は高いと思うから聞いておいた方がいいだろう。
WANIMA 「ともに」
これは単純に一番好きな曲なので純粋にライブで聴きたい。きっとジャンプしながら笑顔で泣いていると思う。すごくパワーをもらえる曲。
Suchmos
2016年リリースの「STAY TUNE」がホンダ「VEZEL(ヴェゼル)」のCM曲に起用されじわじわと人気になり、2017年リリースのアルバム「THE KIDS」が爆発的なヒットを記録、いま最も注目を集めている邦楽バンドと言っても過言ではないだろう。
私が書いた「THE KIDS」の記事が未だに読まれているようなのでまだまだ注目度は高いのだろうと思う。
Suchmos「THE KIDS」は2017年を代表するアルバムになる傑作だった
Suchmosもすでにロッキン、サマソニ、ライジングサンなどのビッグフェスへの出演も決まっているので行く日が出演日なら絶対に見ておくべきだろう。
ただ、彼らの曲は2010年代に邦楽ロックを席巻している四つ打ちの縦ノリビートではなく、さざ波に揺られるような横揺れの曲なので人によってはノリが悪いと感じるかもしれない。音楽性が違うんだから仕方がないとしか言いようがないが、いろいろなアーティストの曲を聞けるのもフェスの醍醐味なので事前に雰囲気を知った上でライブを見て欲しいと思う。
夜に聞いたらさぞ雰囲気のあるすごいライブになるんだろうと個人的には思っている。ぜひ夕方〜夜に出演して欲しいものだ。
Suchmos 「STAY TUNE」
Suchmosの知名度を一気に高めた名曲。ライブで聞きたい。
Suchmos 「Pacific」 Live Ver.
名曲 「Pacific」 のライブ映像。Suchmosはこういう横揺れの曲がすごく心地いい。
ライブでじっくりと味わいたい。野外で聞いた最高だろうな。
雨のパレード
2016年にメジャーデビューした注目バンド。ジャンルにとらわれない音楽性でズブズブはまっているバンド。
ただ、雨のパレードも基本的には縦ノリのノリのいい音楽ではないのでフェス向きではないような気もするけど、フェスだからこそこういうバンドを聞いて欲しいと思ったりする。
曲自体はめちゃくちゃカッコいいのでライブで聞いたら鳥肌立ちっぱなしだろう。
雨のパレード『Tokyo』
雨のパレードで一番好きな曲。夜、東京の街中で聞くと雰囲気がすごすぎて一気に飲み込まれる。名曲。
雨のパレード『Change your mind』
カッコよすぎる。これはライブで盛り上がりそうな曲だと思う。
岡崎体育
2016年に『MUSIC VIDEO』が話題となりメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』 もスマッシュヒット、その後はJINROのCM曲やノイタミナアニメ『舟を編む』のオーブニングテーマ、アニメ『ポケットモンスター サン・ムーン』のエンディングテーマと立て続けに大きなタイアップを獲得し着実に地名を上げてきている。
2017年6月14日にメジャー2nd Album『XXL』をリリース予定でいよいよ大ブレイクの予感である。昨年から夏フェスにも積極的に出演し、今年もロッキン、ライジングサンとメジャーフェスにも出演が決定している。一度は彼のライブを見たいと思っている。
岡崎体育 「感情のピクセル」
ラウドロックバンドをオマージュした曲。カッコいいしノリもいいのでライブ映えしそう。歌ってるの体育くんだけど。
フェスでかけたら盛り上がること間違いなしだろう。
岡崎体育 「鴨川等間隔」
インディーズの頃にリリースしていた真面目な曲。おそらくアレンジは変えてくると思うが2nd Album『XXL』に収録予定。
最近はMVで話題になるようにふざけておきながらアルバムを聞くとこのような真面目な曲もできるというギャップが岡崎体育の魅力になりつつあると思う。
インディーズの頃の体育くんの曲はくるりとかアジカンからの影響をモロに受けました的な曲が多くて個人的にはとてもツボ。こういう曲、もっと聞きたいよ体育くん。
Fear, and Loathing in Las Vegas
すでにライブバンドとして人気だが2017年にワーナーミュージック・ジャパンにレーベル移籍、6月14日に1年9ヶ月ぶりの新曲「SHINE」をリリースすることで再びアツい注目を集めている。ある音楽番組では最もチケットが取りにくいバンドとして紹介されていた。
シンセサイザーを取り入れたアガれる音楽は夏フェスで盛り上がること間違いなし。知らない人がふらっと立ち寄ってもすぐにその熱気に取り込まれることだろう。
今後、ますますチケットが取りにくくなることは確実なのでぜひ出演日だったらみてもらいたいバンドだ。
Fear, and Loathing in Las Vegas「SHINE」
6月14日発売の新曲。これまでよりもよりポップで聞きやすい曲に仕上がっているが彼らの持ち味は十分に発揮している。
Fear, and Loathing in Las Vegas「Rave-up Tonight」
アゲアゲである。これでノれないのはロッキッンポだろう。間違いない。
never young beach
2017年1月にメジャーデビュー、2017年7月19日に3rdアルバム「A GOOD TIME」のリリースも決定した。
また、ヴォーカル・安部勇磨が俳優の高橋一生の弟ということでも話題になった。
カントリー調の優しいメロディーとヴォーカル・安部の渋い歌声が魅力のバンドだ。縦ノリのノリのいい曲ではなく横揺れで穏やかな時間を過ごすような曲なのでこれもフェスでは好き嫌い分かれそうだが、日差しの強い昼過ぎくらいに日陰でビール片手に聞きたいバンドだ。
ぜひ癒しを求める人には聞いてもらいたい。
never young beach「あまり行かない喫茶店で」
ゆるい。だらっとした時間が流れてくる。それがたまらないのだ。
never young beach「明るい未来」
心地よすぎる。疲れた体に染み渡る。やっぱりちょっと騒いだ後に日陰でビール片手に見たい。
まとめ
2017年の夏フェスで見ておきたいおすすめバンドを紹介した。
半分くらいが横揺れでフェスで聞くにはちょっとノリの悪いバンドという印象を持つようなバンドが半部くらいあるが、フェスだからこそ色々な音楽を聞きたいし、聞いてみたいと思のである。もちろん、WANIMAみたいなノリのいいロックバンドもおすすめだ。
楽しみな季節がやってくる。
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