「エモい」って何?使い方は?|語源や意味、使用例などを交えて音楽用語から一般用語への変化を解説

エモいって何?アイキャッチ

邦楽ロック案内人・アキラ(@akirarockj)です。

「エモい」って言葉、使ってますか?

このブログでも時々「エモい」という言葉を使っています。

最近、後輩と話していて初めて知ったのですが、この「エモい」という言葉の使い道が変わってきていますね

話を聞くと、どうやら感動したり、悲しいことがあったり、すごいことに出会った時など自分の感情が動いた時にすぐ「エモい」を使っているらしいです。

なるほど、僕の知っている「エモい」とはだいぶ違うぞ!

今回は、「エモい」という言葉の語源や意味、そこから派生して現在どのように使われているかなどを使用例をあげながら解説いたします。

言葉の意味や用法は時代と共に刻々と変化していくということを感じております。

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「エモい」の語源

まずは簡単に「エモい」の語源をご紹介します。

「エモい」という言葉が使われるきっかけとなったが音楽ジャンルの「エモ(Emo)」(英語の発音は”イーモゥ”)です。
「エモ」はハードコア・パンクからの派生したジャンルで、「エモーショナル・ハードコア(エモコア)」と呼ばれることもあります。

ロック、ハードコア・パンクなどの歴史や細分化については洋楽が好きじゃないとあまり意識しないですよね。

とりあえず、「エモい」の語源は音楽ジャンルの「エモ(Emo)」と覚えておきましょう。

洋楽になりますが「エモ(Emo)」に分類されるバンドを載せておきますのでよかったら聞いてみてください。

Sunny Day Real Estate『Seven』 Music Video

Jimmy Eat World『Sweetness』 Music Video

Fall Out Boy『Thnks fr th Mmrs』 Music Video

Fall Out Boy『Thnks fr th Mmrs』は好きでよく聞いていました。

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日本語における「エモい」って?

Wikipediaには以下のように書いてあります。

エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/エモい

英語の「emotional」に形容詞になる「ーい」をつけて「エモい」となったんですね。

そして、語源は音楽の「エモ(Emo)」なので、「エモい」は日本でも音楽に対して使用されて、“メロディアスで哀愁的な音楽性と切ない心情を吐露する歌詞が特徴的なロックミュージック”を指す言葉となりました。

要は、ちょっと切ないかったり、気持ちが盛り上がるような、感情が揺さぶられる「emotional」なメロディーや歌詞に対して「エモい」が使われるたんですね。

洋楽では「エモ(Emo)」のバンドに対して使われていたので、そこが洋楽と邦楽の「エモい」の違いでしょうか。

邦楽ではジャンル関係なく、気持ちがグーッと盛り上がったら「エモい」曲で、「エモい」バンドなんですね。

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邦楽ロックで「エモい」と感じるバンドや曲

では、僕が邦楽ロックで「エモい」と感じるバンドや曲を何曲かピックアップしてみます。

ELLEGARDEN「スターフィッシュ」Live

だっはー、エッモい。

まずは2018年に奇跡の復活を遂げたELLEGAEDENをあげたいですね。

『スターフィッシュ』は”メロディアスで哀愁的な音楽性と切ない心情を吐露する歌詞が特徴的なロックミュージック”を体現してる曲でしょう。

ほかにも「エモい」曲がたくさんあるので聞いてみてください。

WANIMA『THANX』Music Video

2010年代の「エモい」バンドの代表格と言っていいのではないでしょうか。

セツナ系のメロと歌詞が胸にグイグイ刺さりますね。

「エモい」バンド教えてって言われたらとりあえずWANIMA紹介しておけばいいと思います。

Fear, and Loathing in Las Vegas『Rave-up Tonight』 Music Video

音楽ジャンルは「スクリーモ」なのですが、「スクリーモ」は「エモ」から派生したジャンルになります。

さて、ラスベガスの曲もセツナ系のメロディーにトランスが絡んで結局はテンションぶち上げる曲になりますが、「エモい」ですねー。

Survive Said The Prophet『When I』 Music Video

しっとりとした「エモい」曲をご紹介。

このブログでも激推ししているSurvive Said The Prophet『When I』です。

哀愁漂うセツナ系メロディーとサビの感情がブルッと震える感覚、超エモい。

「エモい」と感じる曲ってパンク系、ポップロック系が多いと思うのですが、こんな感じでノリ以外にもエモさを感じることができれば「エモい」をマスターしたも同然です!?

said『youth』 Music Video

最後は冒頭で挙げたsaidから『youth』です。クッソ「エモい」です。

イントロからサビまで全編通して「エモい」です。大好き。

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「エモい」の使い方〜音楽編〜

このように、音楽ジャンルの「エモ」を語源にもつ「エモい」はバンドや曲に対して使われてきました。

曲を聞いて、切なくなり、感情が高ぶった時のなんとも表現しがたい、でも体の中から湧き上がる感情に「エモい」を使ってあげてください。

会話の中で、こんな感じで使われます。

「エルレの『スターフィッシュ』聞いた?もう、超エモい曲だった!!」
訳:エルレの『スターフィッシュ』を聞いたらノリのいいちょっと切ないメロディーと歌詞が最高だった

ただ、ノリのいい曲や切ないだけのバラードは「エモい」ではないと感じます。

例えば、僕の中でバンプの『天体観測』なんかは「エモく」ない。あれはロックだと感じます。セツナ系のメロディーではないですからね。

そう考えると「エモい」は限定的に使用されるべきで、曲のイメージや雰囲気をパッと思い浮かべることができる言葉だと思います。

ノリのいい曲、バラード曲、かっこいい曲、気に入ったら曲がなんでも「エモい」わけではないのかもしれませんね。

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日常における「エモい」の乱用〜音楽用語から一般用語へ〜

時代とともに言葉というものは変わったり、進化したりするものです。2010年代後半に「エモい」にも変化と進化が訪れます。

それが「エモい」の日常化、一般用語への格上げです。

音楽の切なさ+感情の高ぶりというハードルを超えた曲に対して使用されたのが「エモい」と説明しましたが、現在では意味が変化してきました。

自分の中で「感情が動かされた」と感じたら、それはもう「エモい」です

もっと簡単に言えば音楽以外でも自分の気持ちを表現する時に「エモい」が使われるようになりました。

音楽以外でもガンガン使われています。

感動したり、ノスタルジーを感じたり、自分の感情がちょっとでも動いたりした時の使い勝手がすごくいい。

ほかにも美味しいご飯を食べた時とか、見たことがないような光景を見た時など、とにかく「エモい」って言っておけば、感情が動いたんだなというのがすぐにわかります。

ただ、あまりにも汎用性がありすぎるため、こんな事態におちいることも。

意味がわからなくても、もう、感情が動いたら使えばいいと思います。

ただ、音楽の話で使っていた人からすると、たまに「???」ってなる時があります。

言葉って面白いですね。

まとめ

音楽ジャンル「エモ」が語源の「エモい」はこれまで音楽に対して使われていました。

特に、”メロディアスで哀愁的な音楽性””切ない心情を吐露する歌詞”によって感情が高ぶった時に使われる言葉でした。

それが現代では、「感情が高ぶった時」に使用される言葉に変化してきています。

実はとても使い勝手が良くてついついたくさん使いたくなりますね。

せっかくなので、元の意味も知った上でたくさん使っていきましょう!