MOSHIMOがいい!00年代と10年代のハイブリットロックバンドだ

最近MOSHIMOがとてもいい。00年代のロックと10年代のロックのハイブリットのようなバンドでクセというか毒のある歌詞がたまらない。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きな人はきっとハマると思う。

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MOSHIMO

MOSHIMOはボーカル&ギター・岩淵紗貴、ギター・一瀬貴之、ベース・宮原颯、ドラム・本多響平の4人組バンド。
元々は岩淵と一瀬がCHEESE CAKEというバンド名で2008年ごろから活動しており、メンバーチェンジで宮原と本多が加わり、2015年にMOSHIMOというバンド名に改名した。

ヴォーカル・岩淵のふわっとしながらもきちんと芯のある歌声と00年代のロックを彷彿とさせながら10年代のロックにフォーカスしている曲がたまらない。

MOSHIMO「命短し恋せよ乙女」 Music Video

作詞作曲は主に岩淵と一瀬が担当している。
岩淵だけで作詞作曲した曲と一瀬が作詞作曲に関わった曲ではメロディーや曲の雰囲気、歌詞などがガラッと変わっていて聞き比べてみるととても面白い。

そして、特に一瀬が関わっている曲の方が00年代のロック、特にアジカンの「ワールドワールドワールド」の頃のポップロック感や、9mm Parabellum Bulletのような和のテイストを感じる歌謡曲ロック的要素を強く感じる。

「命短し恋せよ乙女」のするっとサビに入っていく感やギターの感じ、間奏部分など節々にアジカンが好きなんだろうなっていうのが見え隠れする。
そんなアジカンの要素を感じながらもサビの盛り上がり方、特にMVでも学生がダンスをしているが、四つ打ち裏拍の踊れるロック、ダンスロック的なテイストに仕上げているのはいかにも10年代のロックの流行りだろう。

このように一瀬が関わっている曲は00年代と10年代のロックが入り混じったような雰囲気の曲が多くてめちゃくちゃ好きだ。

歌詞も毒をちょっと盛り込んでリスナーの耳に残るようなフレーズを選んでいるのがうまいと思う。
この歌詞作りもアジカンっぽさを感じる部分だ。

MOSHIMO「猫かぶる」 Music Video

MOSHIMOの代表曲「猫かぶる」もやっぱりアジカンっぽさと10年代のロックが融合していると感じる。

「猫かぶる」は歌詞に盛り込んでる毒が半端ないけど、確かにこういうあざとい女の子っているよねって思わず共感してしまう。
普通、女性ヴォーカルのバンドなら甘ったるいラブソングでも歌いそうなところを女性をディスするような歌詞で勝負してきてるのがいいんだろうね。こういう方向で共感を生むっていうのは結構珍しいんじゃないかな。

女性って怖いなって感じちゃうよねwww

MOSHIMO「触らぬキミに祟りなし」 Music Video

この曲も「猫かぶる」「命短し恋せよ乙女」と同じテイストの曲だけどやっぱり歌詞に耳がいくとハマっちゃうんだよな。
Bメロからサビへするっと入る感じもやっぱり好きだし。

MOSHIMO「ポテトサラダ」 Music Video

ちなみに岩淵単独の名義で作詞作曲している曲はやっぱりテイストが違う。やっぱりどこか甘くて優しい曲になっていると思う。
このギャップもMOSHIMOの魅力と言えるんじゃないかと最近思うようになってきた。

MOSHIMO「支配するのは君と恋の味」 Music Video

一瀬が関わっていてもこういう爽やかな曲もある。
00年代と10年代のハイブリットバンドとして地位を築いて欲しいと思う。

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一瀬はアジカンが好きだった

絶対に好きだったよなーっと思ったので「一瀬貴之 アジカン」で検索したらインタビューが出てきた。

《MOSHIMO〜TOKYO AFTER SCHOOL〜》第2回 MOSHIMO紹介&イッチーのルーツソング
https://www.tokyosmart.jp/musicarrows/magazine-detail/1346

一瀬がルーツソングとしてアジカンの「ループ&ループ」を挙げていた。
もうね、いろいろ納得できるよね。きっと好きなアルバムは「ソルファ」と「ワールドワールドワールド」だよね。絶対そう。

ちなみに、岩淵はスピッツとWeezerが好きらしい。もういろいろ納得できる。

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まとめ

00年代と10年代のハイブリットバンド・MOSHIMOの紹介でした。

MOSHIMOの中核を担う岩淵と一瀬が好きな00年代のバンドの影響を色濃く受け継ぎながらも、10年代の新しい邦楽ロックの流れ特にダンスロック系のリズムを取り入れていることで00年代と10年代のハイブリットバンドとして成り立っているバンドなんだと改めて思った。

また、毒を含んだ女性目線の歌詞というのもMOSHIMOらしさ何だろうと思う。

このまま自身の音楽と歌詞を追求していってもらいたい、そう願うばかりである。

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