邦楽ロック案内人のアキラ(@akirarockj)です。
先日、僕のTwitterでこのようなメッセージをいただきました。
@akirarockj 突然リプ失礼します💦
関東を中心に活動している女3人組バンド チロルです!
昨日、新曲のMVを公開しました。
メンバー3人の生音で作った自信作です💥
沢山バンドを見てきている方の感想をききたいのですが、
アキラさんの感想いただきたいです💦お忙しいとは思いますが見てください!😭 pic.twitter.com/w8028CjxZe
— ゆっか◉チロル (@yucca246ra) 2018年10月7日
こんなメッセージをいただけるなんて、なんですか、その、素直に嬉しいです(照)
自分の好きなバンドをブログで紹介したりTwitterに書いていただけなんですけど、こうしてバンドマンの方から声をかけてもらえる日が来るとは・・・
とても嬉しいです。
そして、声をかけたいただいたバンド・チロルの曲を聞いたところ、その圧倒的なパワーに驚きました。
チロルは伸びシロをすごく感じるいいバンドですね。
今回は今後、要注目のガールズバンド・チロルをご紹介いたします。
藤沢発!ガールズロックバンド・チロル
2010年、神奈川県藤沢市の軽音楽部にて結成されてスリーピースガールズバンド。
高校在学中から積極的に活動をしていて、神奈川県高等学校軽音楽コンテストに2年連続決勝ライブ出場。
審査員特別賞・準グランプリを獲得するなど輝かしい成績をあげました。
高校卒業後、都内のライブハウスを中心に活動をしています。
ほかにも藤沢市内をメンバー自ら営業に周り、本年は20カ所の地元イベントへ出演するなど地元愛もあるバンドです。
女性のスリーピースバンドとは思えないほどの高い演奏力やパフォーマンス、骨太なロックサウンドとボーカル・大竹智紗のまっすぐで伸びのある力強い歌声が魅力的なバンドです。
歌詞の内容から青春ロックが好きな人はきっと気にリウバンドなのではないかと思います。
チロル『いつでも空は青く澄んでいる』Music Video
ロックバンド・チロルの魅力が凝縮された曲。
疾走感のある骨太なロックサウンド、サビの爆発力、それに絡まるボーカル・大竹智紗の歌声、ロックナンバーとしては満点の1曲なのではないしょうか。
くすぶる現状を打破したい、前に進みたいそんな青春時代のモヤモヤを描いた歌詞も素晴らしい。
青春ロックバンドですね〜。
2010年、高校生の時にバンドを結成しているのでおそらく影響を受けているバンドが2000年代のロックバンドなんじゃないですかね。
僕はこういう青春ロック、大好きです。最初聞いた時にランクヘッドあたりが頭をちらつきました。
「体温」あたりに近しいものを感じます。
ガールズバンドで骨太ロックなバンドが最近は増えてきてますねー。嬉しいかぎり。
チロル『ロックンロールが鳴り止まない夜』Music Video
全編“生演奏””生歌”で撮影したチロル渾身のロックバラード。こういう泥臭いロックンロール、いいですね〜。
『ロックンロールが鳴り止まない夜』はギターの弾き語り部分とバンドで演奏する静と動の対比が際立つ曲構成になっています。
普通なら最初弾き語り→その後バンドサウンドとなって最後までバンドサウンドで気持ちを盛り上げそうなところをスッと外して来るところが面白いですね。
歌詞はもがき、あがく現状から前に進むための背中を押してくれる内容になっています。
チロル自身のことを歌っているようにも聞こえますし、現在何かに悩み苦しむ人に寄り添ってくれる曲にも聞こえます。
ノリのいい曲だけではなく、このようなしっかり聞かせる曲もできるとは、チロル、なかなかやりますねぇ。
チロル『キュンとさせるこのまちで。ロックVer2018』
『いつでも空は青く澄んでいる』『ロックンロールが鳴り止まない夜』とロックな曲の他にも、地元藤沢市のテーマソング『キュンとさせるこのまちで。』のカバーをしています。
先に紹介した2曲は鬼気迫る表情で歌って演奏するチロルでしたが、『キュンとさせるこのまちで。』ではとても楽しそうに笑顔で演奏しています。
こういうギャップ、イイネ!!
ちなみに、原曲はこちら。
ロックのアレンジもいい。チロルの曲の幅の広さ、表現の広さを感じることができますね。
こんな人にチロルはオススメです
- 邦楽ロックど真ん中のバンドが好きな人
- 青春ロックが好きな人
- ガールズバンドが好きな人
邦楽ロックど真ん中のガールズバンドです。
2010年代後半になってHump Back、yonige、SHISHAMOなどなどたくさんのガールバンドが出てきていますが、チロルも負けず劣らずの力を持っていると思います。
まだ全国流通のCDはありませんが、今後たくさんの曲を届けてくれることを期待して応援していきましょう!