邦楽ロック案内人・アキラ(@akirarockj)です。
2018年の邦楽ロックシーンで一気に台頭してきそうな若手バンド・saidが2017年12月に1st Single「Sunday」をリリース。
邦楽ロックのど真ん中を突き進む王道ロックで一度聞けば虜になってしまうバンドです。
このエモさ、たまらない!!!
2018年、ギターロックへの回帰
2017年はSuchmosなど1980年代、1990年代の音楽をアレンジして2010年代の新しい音楽として音を鳴らすバンドが邦楽ロックシーンで台頭してきました。
その中で1つ大きなうねりがあると思っているのが2000年代のロックの再構築です。
2010年代前半は2000年代後半からフェスで人気の盛り上がる曲、いわゆる四つ打ちの踊れるロック(ダンスロック)や電子音やEDM要素を取り入れた音楽が流行っていました。
その流れが2010年代後半になり変化してきていると感じています。
ここ数年でまたエイトビートのエモーショナルなギターロックに回帰していると感じませんか?
2000年代といえばバンプやアジカンなど邦楽ロックの王道と言われるギターロックバンドの音楽が2010年代のバンドマンにとってもっとも慣れ親しんだ音なのではないでしょうか。
そんな2010年代のバンドマンにとって2000年代のロックの再構築は当然の流れなのかもしれません。
紅白にも出場したWANIMA、インディーズシーンで活躍するHump Backやハルカミライなどギターを掻きながらしながらエモーショナルなボーカルでリスナーを魅了するバンドが続々と台頭してきています。
そんなギターロックバンドの中で、いま1番アツいと思うバンドがsaid(セッド)です。
said(セッド)
ギター:磯田和寿
ベース:佐山健太
ドラム:丸山高充
saidは宇都宮発の4人組バンド。
2013年にバンドを結成、これまでにデモ音源をリリースしながら2015年12月に初の全国流通音源となる1stミニアルバム「Blue」をリリース。
2016年12月にYouTubeで発表した『youth』がヒットし、一躍注目を集めています。
そして、2017年12月に1st Single「Sunday」をリリース。
邦楽ロックが好きな人、ギターロックバンドが好きな人は絶対に見逃してはいけないバンドです!
とりあえず、音源を聞いていただければ絶対に気に入ってもらえると確信しています。
said『youth』 Music Video
イントロのギターリフから一気に曲に引き込まれる。エモさ、青春っぽさ全開の音がたまらない。
そして抜けの良い心地いいボーカルが曲の爽やかさに色を添えています。
Aメロ、Bメロはフツフツと湧き上がる感情を抑え、サビで一気に爆発させるのがエモさをより一層際立たせていますね。
『youth』のメロディーや曲全体の雰囲気は最初聞いた時、2000年代にすでに出ていそうな感じの曲だと感じたが、ギターの音作りやドラムのリズム感などは2000年代と2010年代のハイブリットのように感じました。
あと、やはりボーカル・大久保竣介のエモーショナルな歌声がこのバンドの唯一性ですね。
この歌声は惚れる
この歌声は卑怯だ
この歌声はカッコ良すぎる
said『Sunday』 Music Video
1st Single「Sunday」のリード曲『Sunday』も『youth』と同じような2000年代を彷彿とさせる音にエモーショナルなボーカルをのせた曲。
やっぱりカッコいい。
『Sunday』の方が『youth』よりもエモーショナルで1曲目にぴったりだと思います。
1st Single「Sunday」
収録曲
- Sunday
- Shed
- Drunk
- steady
- youth
5曲入りのシングルで税込1,620円。
『Sunday』『youth』が収録されているので、2曲聞いて気に入ったら買いましょう。
CD購入がバンドを一番応援することになります。
ただ、販売店舗が限られているようなので購入したくても買えないということがおきるかもしれません。
販売店舗は以下の通り。
・タワーレコード
渋谷店、仙台パルコ店、京都店、池袋店、名古屋パルコ店、川崎店、福岡パルコ店、新宿店、梅田大阪マルビル店、札幌ピヴォ店、難波店、秋葉原店、梅田NU茶屋町店、町田店、横浜ビブレ店、タワーオンライン
・HMV宇都宮
・4ROULEUR RECORDS
・WHITE ROOM COFFEE
・ヴィレッジヴァンガード下北沢店
・ディスクユニオン(ディスクユニオン限定★特製Tシャツ付きセットの『Sunday』を販売)
・LIKE A FOOL RECORDS
近くに売っているお店がない場合はタワレコのオンラインなどで購入するのがいいだろう。
タワーレコード販売ページ
said 1st Single「Sunday」
ぜひチェックしてみてください。